グラス入りのビールと皿に載ったおつまみ私たちの日常に欠かせない、もはや国民的と言って過言ではないお酒と言えば、日本酒でも焼酎でもなく、そう、“ビ―ル”。夏にはビールに合うおつまみと一緒にビアガーデンで、冬にはみんなで打ち上げる忘年会で。どんな時でもビールはそこにあります。

ビールが大好き! というわけでなくても、宴会で同僚や上司の「とりあえずビール」の波に飲み込まれてしまうことはありませんか?

入った店にもよりますが、居酒屋で注文する一杯目は生ビールのジョッキあるいはグラスという一般常識ができていますね。一人だけ焼酎の水割り・・・とはなんとなく言いにくいのです。

当然、お酒は楽しむものですから、好きなものを好きなように飲めばよいのです。ただし、大人の社交場であまりに溶け込んでしまっているビール。どうせならもっと楽しみたくないですか?

ビールを楽しむのに欠かせないもの―それは、「おつまみ」。ビールに合うおつまみの可能性はご存知の通り無限大で、それこそ枝豆からから揚げまで、この炭酸飲料にはおつまみジャンルの心配はほぼ不要なのではないでしょうか。

ビールに合うおつまみについて知る前に・・・まずは“ビール”そのものについて知っておきましょう。

ビールの基本を知りたい

ビールと言えば国内では5種類ほどのブランドがひしめき合っているイメージがあるのではないでしょうか。日本のビール銘柄の中には、世界で高く評価されているものもあります。さすが国民的お酒という感じで、鼻が高いですね。

ブランド・銘柄で区別されることが多いですが、ビール自体の種類の違いもわかっていると、ビールに合うおつまみを考える助けになると思いますし、ワンランク上のビール通になれますよ。

ビールの種類で「エール」「ラガー」という区分を聞いたことがありませんか?エールは上面発酵、ラガーは下面発酵と呼ばれています。ビールには、これらに自然発酵を加えた3つの種類があるのです。

それぞれの味わいはそれぞれに異なります。例えば上面発酵の「ペールエール」は、コクとホップの芳香を楽しむことができます。下面発酵なら、「ミュンヘン」はいわゆる飲みやすいビールだと思います。

一般に(黒色)エールは7~10℃、ラガーは3~5℃というように、飲むのに最適な温度はさまざまです。ただ単に冷蔵庫に入れておけばよい、というわけではないのです。例えば、冷蔵庫の野菜室が保管に向くと思います。

ビールの原料と「生」のホント

ざるに盛られた枝豆どんな食事も「ビールに合うおつまみ」になれてしまうので、毎晩のように晩酌を楽しんでいる人がいるかもしれませんね。そんなあなたの場合、ビールはのどごしやコク重視でしょうか、それとも苦みや香りを楽しみたいタイプでしょうか。

ビールの味と香りの元となるものが、「麦芽」です。ビールの泡の持ちをよくしてくれるのも、この麦芽ですね。ちなみにビールの主原料は、いずれも「麦」「ホップ」「酵母」「水」となっています。

ビールの仕組みがわかってきた方の中で、もしかするとこんな疑問を持つ方もいるかもしれません。

「生ビールって、普通のビールと何が違うの? 」

結論から申しますと、少なくとも日本において、「生ビール」とは「(熱処理をしない)非加熱製法ビール」を指すので、缶や瓶のビールであっても生ビールに該当しうるのです。

では、なぜ居酒屋で飲むいわゆる「生」はあんなにも美味しいのか?それは美味しいビールにするために注ぎ方や泡の立て方にこだわっているご店主の努力の賜物だと言えます。だから、「外で生ビールを飲んで損していたのか! 」と思う必要はまったくありません。

お家ではお家なりのビールを、ビールに合うおつまみをお供にして楽しんでみましょう。